【口臭対策】で人気！市販おすすめ歯磨き粉11選｜原因と選び方も解説

口臭は誰しもが経験する悩み。でも、適切なケアで自信を取り戻せます。

この記事では、口臭予防に効果的な歯磨き粉を厳選してご紹介。選び方のポイントも解説しますので、自分にぴったりの歯磨き粉を見つけて、爽やかな息で毎日を過ごしましょう！

なぜ口臭が発生するの？主な原因をチェック！

日本歯科医師会の調査によると、”口臭が最も気になるのは「会社の同僚や上司」「配偶者」など、身近な存在”であることが多いようです。

”日本人の80.6%が自分の口臭が気になった経験がある”というデータからすると、今まで周囲から口臭を指摘されたことがないとしても、実は身近な存在から口臭を気にされてしまっているという可能性もあり得るのです。

引用:日本歯科医師会: https://www.jda.or.jp/pdf/DentalMedicalAwarenessSurvey_h28_v3.pdf

口臭の原因は様々ですが、多くは口の中に潜んでいます。

1. 口の中の細菌: 食べかすや舌苔を分解する際に発生するガスが口臭の原因に。
2. 食べ物・飲み物: ニンニク、玉ねぎ、コーヒーなどは口臭を発生させやすいので注意。
3. ドライマウス: 唾液の減少は口内環境を悪化させ、口臭を招きます。
4. 歯周病: 歯茎の炎症は、進行すると口臭の原因となります。
5. その他の要因: 胃腸の不調、鼻や喉の感染症なども口臭に繋がることも。

口臭の原因別対策

1. 口の中の細菌による口臭

口臭の原因として最も多いのは、口の中にいる細菌です。食べかすや舌苔を餌にして繁殖し、揮発性硫黄化合物（VSC）というガスを発生させます。VSCは卵が腐ったような臭いを持ち、口臭の主な原因となります。

対策

• 正しい歯磨き: 歯磨きを丁寧に行い、歯垢（プラーク）を落とすことが重要です。歯と歯茎の境目を意識し、歯ブラシを45度の角度で当てて、小さな円を描くように磨きましょう。
  • 歯ブラシの選び方: 毛先が柔らかく、ヘッドが小さい歯ブラシを選びましょう。
  • 歯磨き粉の選び方: 口臭予防に効果的な成分（CPC、塩化亜鉛など）が配合された歯磨き粉を選びましょう。
• 舌磨き: 舌苔も口臭の原因となるため、舌ブラシを使って優しく舌苔を取り除きましょう。
• デンタルフロス・歯間ブラシ: 歯ブラシだけでは落としきれない歯間の汚れを、デンタルフロスや歯間ブラシを使って除去しましょう。
• マウスウォッシュ: 殺菌効果のあるマウスウォッシュを使用することで、口臭の原因菌を減らすことができます。
• 定期的な歯科検診: 歯石は歯磨きでは落とせないため、歯科医院で定期的に除去してもらいましょう。

2. 食べ物・飲み物による口臭

ニンニク、玉ねぎ、ニラ、コーヒー、アルコールなどは、口臭を発生させやすい食べ物・飲み物です。これらの食品に含まれる成分が、体内で分解される過程で、臭いの強い物質に変化し、血液を通して肺から呼気として排出されるため、口臭が発生します。

対策

• 摂取量を控える: 口臭を気にする場合は、これらの食品の摂取量を控えるようにしましょう。
• 食後のケア: 食後はすぐに歯磨きやマウスウォッシュを行い、口臭の原因物質を取り除きましょう。
• ガムを噛む: ガムを噛むことで唾液の分泌を促し、口臭を軽減することができます。
• 牛乳を飲む: 牛乳に含まれる成分が、ニンニクなどの臭い成分を吸着する効果があると言われています。

3. ドライマウスによる口臭

唾液には、口の中を洗い流し、細菌の増殖を抑える働きがあります。ドライマウスになると、唾液の分泌量が減少し、口内環境が悪化し、口臭が発生しやすくなります。

対策

• 水分補給: こまめな水分補給を心掛けましょう。
• 唾液腺マッサージ: 唾液腺をマッサージすることで、唾液の分泌を促すことができます。
• 口呼吸をしない: 口呼吸は口の中を乾燥させるため、鼻呼吸を意識しましょう。
• 加湿器: 乾燥する季節は、加湿器を使って室内の湿度を保ちましょう。
• 薬の副作用: 服用している薬がドライマウスの原因になっている場合は、医師に相談しましょう。

4. 歯周病による口臭

歯周病は、歯茎が炎症を起こし、進行すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。歯周病になると、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間に、細菌が繁殖しやすくなり、口臭が発生します。

対策

• 正しい歯磨き: 歯周病予防には、毎日の歯磨きが重要です。歯と歯茎の境目を丁寧に磨き、歯垢を落としましょう。
• デンタルフロス・歯間ブラシ: 歯周ポケットの奥深くまで届く、デンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。
• 定期的な歯科検診: 歯周病の治療や予防には、歯科医院での定期的な検診とクリーニングが不可欠です。
• 生活習慣の改善: 喫煙やストレスは歯周病を悪化させる要因となるため、改善に努めましょう。

5. その他の要因による口臭

胃腸の不調や、鼻や喉の感染症なども口臭の原因となることがあります。

対策

• 生活習慣の見直し: バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心掛け、健康的な生活を送りましょう。
• ストレス解消: ストレスを溜め込まないように、リラックスできる時間を作るなど工夫しましょう。
• 医療機関への相談: 口臭の原因が特定できない場合や、改善が見られない場合は、医療機関を受診しましょう。

これらの対策を参考に、ご自身の口臭の原因に合った方法を試してみてください

自分のぴったりの口臭予防歯磨き粉を見つけよう

口臭予防の効果を高めるためには、歯磨き粉選びが重要です。

私(筆者)は、知り合いの子供から「口が臭い」と言われたことがきっかけで、口臭予防に特化した歯磨き粉(クリアクリーンの口臭ケア)を使用して丁寧に磨くようになりました（笑）そしてその後は言われなくなったので、口臭がかなり改善されたのだと感じています。

ただ、口臭予防に効く歯磨き粉といっても、数多くの製品が販売されているため、「結局どれを選べばいいのかわからない…」という方も多いのではないでしょうか？

そこで、ここでは歯磨き粉を選ぶ際に注目すべきポイントを詳しく解説します。

1. 口臭予防に効果的な成分

• 抗菌成分: 口臭の原因菌を殺菌し、増殖を抑える効果があります。
  • CPC（塩化セチルピリジニウム）: 幅広い細菌に効果があり、歯垢の付着も抑制します。
  • 塩化亜鉛: 殺菌効果に加え、歯石の沈着を防ぐ効果も期待できます。
  • イソプロピルメチルフェノール（IPMP）: 歯周病菌に効果的な殺菌成分です。
• 保湿成分: ドライマウスを防ぎ、口内を潤すことで口臭を予防します。
  • キシリトール: 唾液の分泌を促し、口の中の乾燥を防ぎます。
  • ヒアルロン酸: 高い保湿力で、口内を潤します。
• 歯周病ケア成分: 歯周病菌を殺菌し、歯茎の炎症を抑えることで口臭を予防します。
  • クロルヘキシジン: 強力な殺菌力で、歯周病菌の増殖を抑えます。
  • トラネキサム酸（TXA）: 歯茎の炎症を抑え、出血を防ぎます。
  • グリチルリチン酸: 抗炎症作用があり、歯茎の腫れや痛みを和らげます。
• フッ素: 虫歯を予防することで、口臭リスクを軽減します。

2. その他のチェックポイント

• 研磨剤: 歯の表面を磨いて白くする効果がありますが、歯のエナメル質を傷つける可能性も。研磨剤の有無、種類をチェックしましょう。
  • 研磨剤の種類: 無水ケイ酸、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムなど。
  • 歯のエナメル質を傷つけにくい研磨剤: 清掃剤として「ヒドロキシアパタイト」を配合した歯磨き粉もあります。
• 発泡剤: 歯磨き粉を泡立てる成分。泡立ちが苦手な方は、発泡剤無配合の製品を選びましょう。
  • 発泡剤の種類: ラウリル硫酸ナトリウムなど。
• 香味: ミント系、シトラス系など、様々な香味があります。
  • 清涼感が持続するタイプ: 長時間口臭を予防したい方におすすめ。
  • 刺激が苦手な方: マイルドな香味の製品を選びましょう。
• 価格: 毎日使うものなので、価格も重要なポイントです。
  • 低価格: 100円～300円程度で購入できる製品。
  • 中価格帯: 400円～700円程度で購入できる製品。
  • 高価格帯: 800円以上の製品。

3. 自分に合った歯磨き粉を選ぼう！

上記を参考に、ご自身の口臭の原因や、重視するポイントに合わせて歯磨き粉を選びましょう。

例えば、以下のように選ぶと良いでしょう。

• 歯周病が気になる方は、歯周病ケア成分配合の製品
• ドライマウスが気になる方は、保湿成分配合の製品
• ホワイトニング効果も求める方は、研磨剤配合の製品
• 歯のエナメル質を傷つけたくない方は、研磨剤無配合の製品
• 清涼感が持続するものが良い方は、ミント系の香味の製品

【人気】おすすめの口臭予防歯磨き粉11選

口臭予防におすすめの市販の歯磨き粉を厳選しました。それぞれの特徴を メリット・デメリット の両面から詳しく解説し、比較検討しやすいようにしました。自分にぴったりの一品を見つけて、口臭の悩みから解放されましょう！

クリアクリーン NEXDENT 歯磨き粉 薬用ハミガキ 口臭ケア

• 特徴: 口臭科学から生まれた独自処方で、長時間口臭を予防できます。口臭原因菌を殺菌してくれる点、そしてフッ素が配合されているため虫歯予防もできる点がメリットです。しかし、研磨剤が含まれているため、歯の表面を傷つける可能性があるという声も、一部のユーザーレビューで見られました。
• 有効成分: フッ化ナトリウム（フッ素）、塩化セチルピリジニウム
• 価格帯: 手頃
• 香味: アクアシトラス

NONIO 口臭ケア+ホワイトニング 薬用ハミガキ

• 特徴: 1本で口臭ケアと美白ケアが同時にできる、忙しい方におすすめの歯磨き粉です。口臭予防とホワイトニングを同時に叶えたい方におすすめです。しかし、ユーザーレビューによると、ホワイトニング効果は弱いと感じる方もいるようです。
• 有効成分: 塩化セチルピリジニウム
• 価格帯: 手頃
• 香味: フレッシュホワイトミント

Ora2 me (オーラツーミー) 薬用ハミガキ ステインクリア ペースト ナチュラルミント

• 特徴: ステイン除去効果と口臭予防を両立した歯磨き粉。コーヒーやワインなどのステイン汚れが気になる方におすすめです。しかし、研磨剤が含まれているため一部の方には適さない場合もあります。
• 有効成分: フッ化ナトリウム（フッ素）
• 価格帯: 手頃
• 香味: ナチュラルミント

GUM(ガム) デンタルペースト 薬用ハミガキ

• 特徴: 歯周病菌を殺菌し、増殖を抑えてくれる歯磨き粉です。歯周病予防に特化しており、歯周病菌の殺菌力が高い点がメリットです。しかし、口臭予防効果は限定的なので、口臭が特に気になる方には不向きかもしれません。
• 価格帯: 手頃
• 香味：ハーブミント

クリニカ アドバンテージ NEXT STAGE ハミガキ クールミント

• 特徴: 高濃度フッ素処方で、歯の根元まで密着ガードし、虫歯を予防してくれる歯磨き粉です。虫歯予防効果が高く、口臭予防にも効果が期待できる点がメリットです。しかし、発泡剤が含まれているため、泡立ちが苦手な方には不向きかもしれません。
• 有効成分: フッ化ナトリウム（フッ素）
• 価格帯: 手頃
• 香味: リラックスミント

シュミテクト 歯周病ダブルケア EX 知覚過敏ケア ハミガキ

• 特徴: 知覚過敏ケアと歯周病ケアを同時にできる点がメリットです。知覚過敏と歯周病、両方の悩みを持つ方におすすめです。ただし、知覚過敏の症状が重い場合は、効果が不十分な場合もあるようです。
• 有効成分: 抗炎症成分MAG、殺菌成分IPMP、イソプロピルメチルフェノール
• 価格帯: 中価格帯
• 香味: ダブルミント

デントヘルス 薬用ハミガキ しみるブロック

• 特徴: 知覚過敏ケアに特化し、歯槽膿漏や気になる口臭もしっかり予防してくれる点がメリットです。知覚過敏の症状を軽減し、口臭予防もできます。しかし、歯周病予防効果は限定的なので、歯周病が気になる方は、歯周病ケアに特化した商品を選ぶと良いでしょう。
• 有効成分: 殺菌成分IPMP、抗炎症成分TXA
• 価格帯: 中価格帯
• 香味: ハーブティーミント

アパガード プレミオ エクストラミント

• 特徴: 歯をコーティングし、汚れやステインをつきにくくすることで、白く美しい歯を保ちます。ホワイトニング効果が高く、口臭予防もできる点がメリットです。価格が高い点はデメリットですが、ユーザーレビューでは、それだけの効果を実感する声が多いです。
• 有効成分: 薬用ハイドロキシアパタイト、塩化セチルピリジニウム
• 価格帯: 高価格帯
• 香味: エクストラミント

ブレスラボ マルチケア クリスタルミント

• 特徴: 口臭ケア、美白、歯肉炎予防など、多角的なケアが可能で、1本で様々な効果を期待したい方におすすめです。しかし、特定の悩みに特化した効果は低いので、一つの効果を強く求める方には不向きです。
• 有効成分: フッ化ナトリウム（フッ素）、塩化セチルピリジニウム
• 価格帯: 中価格帯
• 香味: クリスタルクリアミント

システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ エレガントフルーティミント

• 特徴: 歯周病ケアに特化した歯磨き粉で、歯ぐきの健康を保ち、口臭を予防します。歯周病菌の殺菌力が高く、歯ぐきの炎症を抑える効果が期待できる点がメリットです。しかし、口臭予防効果は限定的なので、口臭が特に気になる方は、口臭ケアに特化した商品を選ぶと良いでしょう。
• 有効成分: イソプロピルメチルフェノール、フッ化ナトリウム（フッ素）
• 価格帯: 中価格帯
• 香味: エレガントフルーティミント

コンクール ジェルコートF

• 特徴: 研磨剤無配合のジェルタイプで、歯や歯肉に優しく、長時間殺菌コートします。歯や歯茎を傷つけずに、長時間殺菌効果を持続できる点がメリットです。歯のホワイトニング効果は低いので、ホワイトニング効果を求める方は、他の商品を選びましょう。
• 有効成分: 塩酸クロルヘキシジン、β―グリチルレチン酸
• 価格帯: 中価格帯
• 香味: ペパーミント

よくある質問

口臭対策の歯磨き粉について、よくある質問をまとめました。

Q1. 口臭予防の歯磨き粉は、普通の歯磨き粉と何が違うの？

A. 口臭予防の歯磨き粉は、口臭の原因となる細菌の増殖を抑える成分や、口内環境を整える成分が配合されている点が、普通の歯磨き粉との大きな違いです。例えば、CPC（塩化セチルピリジニウム）や塩化亜鉛などの抗菌成分、キシリトールなどの保湿成分が配合されている製品が多く、口臭を効果的に予防することができます。

Q2. 歯磨き粉で口臭は本当に消えるの？

A. はい、口臭の原因に対応した歯磨き粉を使用することで、口臭を軽減する効果が期待できます。ただし、歯磨き粉だけで完全に口臭を消すことは難しい場合もあります。口臭の原因は様々なので、生活習慣の見直しや、必要に応じて歯科医院での診察を受けることも大切です。

Q3. 口臭予防の歯磨き粉は、毎日使っても大丈夫？

A. はい、口臭予防の歯磨き粉は、毎日使用しても問題ありません。むしろ、毎日継続して使用することで、口臭予防効果を高めることができます。ただし、特定の成分にアレルギーがある場合は、使用前に成分表をよく確認しましょう。

Q4. 口臭予防に効果的な歯磨きの方法は？

A. 歯磨き粉の効果を最大限に引き出すためには、正しい歯磨きの方法を実践することが重要です。歯ブラシを歯と歯茎の境目に45度の角度で当て、小さな円を描くように優しく磨きましょう。また、舌磨きも忘れずに行いましょう。

Q5. どの歯磨き粉を選べばいいか分からない…

A. 口臭の原因や、ご自身の悩みに合わせて歯磨き粉を選びましょう。例えば、歯周病が気になる方は歯周病ケア成分配合の製品を、ドライマウスが気になる方は保湿成分配合の製品を選ぶと良いでしょう。

まとめ｜口臭ケアで自信あふれる笑顔に！

口臭予防には、毎日の歯磨きが大切です。今回ご紹介した歯磨き粉の中から、あなたの悩みに合ったものを選び、継続して使用することで、口臭を予防し、自信あふれる毎日を送りましょう！

参考資料

• 厚生労働省 e-ヘルスネット「口臭」
• 日本歯科医師会「口臭について」

免責事項

　情報の正確性について

• 本記事は、口臭予防に関する一般的な情報提供を目的としており、医学的または歯科的アドバイスを提供するものではありません。
• 記載されている情報は、執筆時点における最新の情報に基づいていますが、その正確性、完全性、信頼性を保証するものではありません。
• ご自身の健康状態に関するご質問やご心配がある場合は、必ず医師または歯科医師にご相談ください。

　製品情報について

• 本記事で紹介している製品の効果効能は、個人の体質や使用状況によって異なる場合があります。
• 製品を使用する前に、必ず製品の添付文書をよく読み、使用方法や注意事項に従ってください。
• 製品を使用中に何らかの異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、医師または歯科医師にご相談ください。